事務とコミュニケーション

こんにちは。経理担当のTRです。

前回の投稿からあまり経っていないかなと思いましたが
それでも1ヶ月以上は経過していて驚きました。
2月は終わるの早いですね。。

 

今回は学生時代になんとなく想像していた経理の仕事と
実際に働いてみて感じたギャップについて書いてみます。

 

経理の業務は入出金の管理がメインです。
なので学生時代の私は基本的にパソコンの前でキーボードか電卓をひたすらカタカタしてる
そんなイメージを持っていました。

ただ、実際に働いてみると意外に経理は人と話す機会が多いです。

 

 

Q 10,000円分の飲み物を購入した請求書があり現金で支払いました。この仕訳を切りなさい。

突然ですがこんな問題があった場合どのような仕訳を切るでしょうか。

 

 

正解は分かりません。
ひねくれた例ですがこの情報だけでは仕訳が切れないというのが正解です。

理由は飲み物の用途などによって科目が異なるからです。

 

例えば
・イベントで配布するために購入
(広告宣伝費)10,000 / (現金)10,000

 

・お客様に販売するために購入
(仕入)10,000 / (現金)10,000

 

・お中元などでお客様に贈るために購入
(交際費)10,000 / (現金)10,000

 

・災害対策で備蓄用に購入
(消耗品費)10,000 / (現金)10,000
※貯蔵品に該当しそうですが備蓄用の食料は消耗品費に該当するようです。
経理担当TR調べ、諸説あるかもしれません。。

 

・社員がなんらかの理由で飲むために購入
(福利厚生費or会議費or消耗品費?)10,000 / (現金)10,000

などなど可能性はたくさんあります。

 

あくまで一例で業務中にこういった極端なことはそうそうありませんが
正しく入出金を管理するために
用途や時期、目的などを確認することは経理の大事な仕事です。

 

例として確認をあげましたが逆に支払や経理処理絡みの質問を受けたり
何か依頼や催促をしたり内容も幅広いです。

 

そのため経理は会計の知識や業務の処理能力なども大切かもしれませんが
やはりある程度コミュニケーション能力も大切かなと思います。

経理の業務ということで書きましたが
経理に限らずどのような部門でも
対外的か対内的か、機会の多少はありますが
年齢や性別関係なく幅広い人とコミュニケーションがとれるということは
大事なことだと思います。

 

それではまた。